すこやか店オーナー:若松幸治 (2022年3月 独立)

前職は配置薬品会社で働いていたが、meijiとまとへ入社。その後独立し、すこやか店を希望し開業。株式会社meijiとまと すこやか店を経営。

Q.ご担当されている店舗、お名前、ご年齢を伺ってもよろしいですか?

すこやか店オーナーの若松幸治、54歳です。

とまとに入られる以前の前職は何をされていましたか?

前職は配置薬品会社の営業で15年間働いていて、最初は豊田で働き始めて、最後は岡崎でした。

前職はどんな感じで働かれていましたか?

入社時は社員が三千人ほどいて、そのなかで自分の力を試したいと思っていました。
暖簾分けっていうか、前職も独立をさせてもらえることは出来たんです。
5年以上在籍した上で実績を積むって感じです。
ある程度、所長なども経験していざ自分が独立しようかなと思えてきたときなんですが。
すでに独立していた人たちが七名ほどいたのかな……? その方々が失敗をしている状況だったんです。
そのときの世間が変わってきたってこともあるんですが、消費者のニーズと、会社の方針がなかなか合ってないってこともあったと思うんです。
それらの現状を見てしまって、独立を少し先延ばしにする形にしたんです。
でもすでに独立というものに心が移ってしまっていたので、ここからさらに何年か頑張るということは難しかったですね……。

そのあとは…?

独立を諦めたあとは、退社をしました。
そこから自営業をやっている友人がいて、そこの自営の権利を頂いたんです。
友人と二人で共同という形で商売を4年ほどやってみたんですが、なかなか上手くいかなかったんです。
資金不足という難しい壁にぶつかりまして、僕はそこから手を引くことになりました。

辞められたあとはどうされたんですか?

サラリーマンに戻ることにしました。
そのとき出会ったのがとまとさんでした。そこから入社して11年経ちますね。

なぜ、meijiとまとに入社することに決めたんですか?

初めに出会った店長さんから、いずれ独立できるかもという話は聞いていたんです。
そしたら4年ぐらいで独立の話がでてきたんです。その話が出た時は、もうこれはやるしかない!と思いましたね。

独立までの具体的な経緯を教えてもらえますか?

最初の資金は会社が持つと社長から話がありました。
あとはどこで独立するかという話になりました。
今は三重でお店を出してますが、初めは(九州の)飯塚市にする予定だったんです。
それぐらいのタイミングで、社長から福岡に支店を出したいという提案がありまして。
支店を作ってあったほうが互いになにかあったときに、応援としてもすぐ来てもらえたり行ったりすることができるようになるということだったので、独立の話を一旦先に延ばしたんです。
その当時、九州にとまとのお店は、まだ大分にしか店舗がありませんでしたから。
それと前後するような形にはなりますが、三重県の店舗を譲るという話を頂いたんです。
私の両親もまだ健在ですが、なにかあったときに九州だと戻ってくるときに時間がかかってしまいます。
今の店舗なら車で二時間も走れば、両親の元へ行けるので、そのほうがありがたいとなって。
今に至る形ですね。

独立するっていうのは大きい出来事だと思うのですが、会社からはどうサポートがありましたか?

ゼロからのスタートとなってしまうので、そこのサポートが手厚かったのが有り難かったです。
顧客軒数が1000軒に到達するまでは、本社が応援で人を手配してくれたんですね。
あと事務処理も1年間は本社がやってくれるので、時間の組み立て方が大きく変わりました。
独立の際にかける時間と資金において、スタートダッシュが前職のときとは全く違いました。
正直、このサポートがなかったら、同じように独立すら出来なかったんじゃないかなって思います。
独立してオープンしたのが7月なので、まだ一ヶ月なんですが、ここからの1年頑張らないとなって意気込んでいます。

今の目標や、やりがいは何ですか?

これから開拓をどんどんしていくわけですが(会社のサポートもあるので)キャンペーンを自分で考えてみたいと思ってみたいなと。一つがダメだったとしても二つ三つと次へチャレンジしてみたいと思います。
もちろん決められた事はたくさんあります。でもそのなかで、今まで出来なかったことをどんどんとやってみたいですね。
サラリーマンだと固定の給料というものに縛られますけど、今は社長業ですので、やった分だけ収入は自分に返ってきますから。

ご家族からは独立に際して、どんな意見がありましたか?

子供は二人いるんですが、29歳と24歳になりました。
だから子供にどうこうというのはないんですが、私が自営業で一回独立をして失敗していることから、反対というか…あまり乗り気ではなかったですね。
一つ前に独立したときは、成功するかしないか非常に難しい業種だったんですね。
でもそこまで資金力がなくても独立できる上に、会社からのサポートも手厚い。
だからこそ会社からのサポートがしっかりあるということで納得してくれました。

会社面とプライベート面においてのこれからの目標はなんですか?

まずは顧客軒数を伸ばすこと。それが引いては、これから一緒に携わってくれる社員にちゃんと給料を払えるようにしていける形態を作れるからですね。
僕が独立した成功例を作っていきたいです。
そしてそのやり方をみんなで共有して、独立できるんだって実感を皆さんに伝えていきたいです。
自分の人生としては、昔からの夢なんですがマイホームを立て直したいと思っています。
車もグレードアップしたいとなって。
先々は自分がいなくても、お店がしっかり回っていけるようにしていきたいですね。
そうなれば自分の時間も作りやすくなりますし、海外へ旅行にも行ってみたいと思っています。